Amazonで商売をしている方なら「ブランド登録」について一度は耳にしたことがあるかもしれません。
今回はブランド登録の3つのメリットとやり方を丁寧に解説していきます。
この記事を読めばブランド登録ができ、売上アップにつなげられると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
・ブランド登録って何? よくわからない
・ブランド登録をしたいけどやり方がわからない
・売り上げを今よりもアップさせたい
ブランド登録の3つのメリット
①オリジナルストアが構築できる
この記事を読んでいる方の中にはAmazonだけではなく、楽天やヤフーショッピングにも出品している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そういう方ならわかると思いますが、通常Amazon内にはショップ専用のストアページを作ることができません!
そのため、せっかく自店のショップページが閲覧されても、離脱される原因になってしまいますよね。
ところがなんと、ブランド登録をすると自店のショップページが作れます!
こちらは当店のストアページの一部になります。
・ストア内に商品カテゴリーを作れる
・検索窓にてストア内で商品検索ができる
・動画を掲載することができる など
②ブランド登録セラー専用の広告が使える
2つ目のメリットは、ブランド登録セラー専用の広告が使えるようになるという点です。
画像の通り、通常は検索結果の上位4つ(スマホでは2つ)が広告枠として表示されます。
基本的にはここの広告枠を争っていくわけですが、ブランド登録をしているセラーはその上。
ページ上部の枠にデカデカと広告を出稿することが可能です。
さらに画像を見ていただければわかる通り、自店の商品を3つ横に並べることができます。
ブランド登録しているセラーはそんなに多くないので、そこまで広告単価をあげなくても比較的表示させやすいのがこの広告の特徴です。
通常の広告枠ですと、ビッグキーワードで上位を取ろうと思うと単価を必要以上に上げないといけなかったり、新参者にはなかなか厳しい戦いになりますよね・・・。
そうならないためにも、出店したてのうちにブランド登録をしてしまうことをオススメします。
③相乗り出品を防止できる
3つ目のメリットは、相乗り出品を防止できるという点です。
相乗り出品を知らない方のために簡単にご説明すると、自分たちが作った商品ページに他のセラーが文字通り「相乗り」をしてくることでして、1つの商品に複数の販売主がいるような状況になってしまいます。
こちらは洗濯洗剤アリエールの商品ページですが、カートに入れるボタンの下の方に「新品(9件)の出品」という文字がありますよね。
これを押してみると・・・・。
このように自店の商品に便乗してくるのが相乗り出品です。
相乗り出品の恐ろしいところは、相乗り出品セラーの中には、自店の商品よりも安く出品をしてくる場合があります。
そうすると最悪の場合、自分の商品のはずなのに相乗りセラーにカートを取られるということもあり得ます。
いつしか自分たちが相乗りセラーのような表示になり、偽物セラーが本物の出荷主のような表示になってしまうということです・・・。
さらに残念なことに、相乗り出品をされた場合、対処法がほぼありません。
強いて言うなら、相乗りセラーさんに「相乗り出品やめてください」とメッセージを送ることくらいです。それで辞めてくれたら苦労はしないですよね。。。
そうならないためにも、ブランド登録をしておくことがおすすめです。
ブランド登録をしておけば、Amazon側に内容を伝えることで、Amazonが相乗りセラーに注意喚起をしてくれる場合があります。
さらに警告に応じないセラーについてはアカウント停止などの厳しい措置をくだしてくれる場合もあります。
ブランド登録のやり方
「ブランド登録のメリットはわかったけど、じゃあ実際にどうやっていくの?」
ここからはブランド登録のやり方についてご説明していきますね。
商標権を取得
まずは自分の商品のブランドにあった「商標」を取得しなければいけません。
商標には「文字商標」や「図形商標」をはじめ、様々な種類の商標があります。
商標についての基礎知識については、以下ののサイトがわかりやすく説明しています。
まずは自分の商品がどんな商標が取れそうかどうかをチェックしてみてください。
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202208/2.html#firsrSection
①ロゴやネーミングを考える
②商品・サービスを指定する
③似たような商標がないかを調査
④出願(出願料がかかります)
⑤審査を待つ
Amazonブランドレジストリーに登録、申請
ここからは、商標登録を無事に完了させたあとの話になります。
ブランド登録は、商標登録をするまでが一番大変で、ここからはただ情報を入力して申請するだけなのでハードルは下がります。
ではやり方を説明していきますね。
・商標登録番号
・商品やパッケージにブランドがはっきりと表示されている画像
・Amazonにブランドの商品が表示されるASINのサンプルリスト
・商品を販売する国に関する情報
その後、サインイン画面に移りますのでセラーセントラルと同じログイン情報を入力します。
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